家賃支援給付金にイライラ!!

家賃支援給付金の申請

今回は家賃支援給付金についてです。
家賃支援給付金の申請が7月14日から始まりました。
この給付金はコロナ禍の状況で苦しんでいる企業にとって本当にありがたいことで、私の事務所の顧問先も多数申請しました。


いつ入金される?

ところが申請から1か月後も経過してからなんと書類不備のメール。
「えっ?今頃?」
正直「入金はまだかな?」と思っていただけにこれにはびっくりしました。
待てど暮らせど入金がされないはずです。

とにかく指摘された書類不備を補い、申請するとまた1か月後に書類不備のメール・・・
ひどいときは書類不備について、電話で確認をとり、修正してもまた不備が出る始末です。
「えっ?確認したよね?なんで?」
こんなことがかれこれ2か月以上も続き、私の事務所ではまだ1件も給付金の入金がなされていない状態です。
「これはうちの事務所だけのこと?」
と さすがに疑問に思い調べてみると、給付金が入金された企業は申請企業全体の10%にも満たない状況だと知りました。
「いくらなんでもこれはひどすぎない?」
しかも
一度目の申請では不備が指摘されなかったものが、二度目の申請では不備を指摘されているのがなんとも不思議な話で・・・
添付書類も何も変えていないのになぜ?
という状況です。


多すぎる証明書作成書類

さすがにこれでは会社も迷ってしまいますよね。
「給付金は貰えないかもしれません。」
と弱気になってしまう顧問先も出てきています。
「条件は満たしているのですから、諦めずにがんばりましょう!!」
と とにかく声をかけ励ましてはいますが・・・

会社がまいってしまうのは無理もありません。
とにかく証明書の作成が多すぎ!!
賃貸借契約書は自動更新が普通で、家賃の振り込みが行われていたらそれが事実でしょうに、それでも賃貸借契約証明書の添付が必要となる。
問い合わせると
「自動更新の契約書でも今現在が契約されているかわからないので証明書が必要です。」
という答えでした。
なるほど確かにその説明はわからないでもないです。
不正給付を防ぎたいのもよく理解できます。
しかしながらもう少し添付書類に対しての理解が得られないものでしょうか?


書類よりも事実関係を

家主と賃貸借契約を結んで何年も自動更新されている状態でも、継続的に家賃を振り込んでいればそれで賃貸借事実はわかるはずです。
それでも記入漏れの無い完璧な賃貸借契約証明書が必要なのでしょうか?
例えば
証明書の会社名や住所はゴム印でも自署でもどちらでもいいんじゃないですか?
賃貸場所の写真を複数枚提出するとかにすれば、それで賃貸の事実関係はわかるんじゃないですか?
ただ書類修正するのを繰り返すよりも、事実関係についての質問がほしいと思います。

以上家賃支援給付金に奮闘している私の独り言(??)でした。^◇^*